
新刊『東京おいしい老舗散歩』が全国の書店で発売になりました。この本は、2017年1月にスタートした、江戸文化研究家・安原眞琴さんの人気連載「東京ぶらり老舗散歩」をベースに、さらに内容を充実させて再編集。その町の歴史や四季折々の伝統行事にふれながら老舗の味も楽しめる、まさに見どころづくしの町歩き本です。そんな新刊『東京おいしい老舗散歩』の魅力を、著者からのメッセージとともにご紹介します。 新刊『東京おいしい老舗散歩』の購入はコチラ江戸文化研究家と歩く
【12カ月・12の散歩コース、名店12の味わい】
新刊『東京おいしい老舗散歩』の魅力~その1~
すべての散歩コースに地図がつく。画・鈴木透
東京の下町をのんびり歩く12の散歩コース 安原さんが選んだのは、日本橋から上野、浅草、日暮里あたりを中心に、風情ある東京の下町をのんびり歩く12のコース。若者から年配の方まで誰もが自分のペースで楽しめる町歩きを紹介してくれます。たまには路地を歩いて小さな花を見つけたり、路傍の石の由来を知ったり……。地図を片手に、意外な発見や出合いにときめく路地裏散歩をお楽しみください。
新刊『東京おいしい老舗散歩』の魅力~その2~
師走の伝統行事の一つ、浅草の羽子板市
町の歴史や四季折々の年中行事に親しむ12カ月 3月は浅草駅を出発し、隅田川沿いの桜を愛でながら向島を散策。7月は鶯谷駅から根岸の里を歩いて朝顔市へ。11月は日本一の盛り場だった吉原を散策して鷲神社の酉の市を見物……。その町に息づく年中行事に親しみながら、歴史香る町並みを歩く1月から12月。知られざる伝説や隠れた名所など、安原さんの臨場感あふれる文章でガイドしてくれます。

画・鈴木透 『釣りキチ三平』などを制作する矢口プロダクションを経て、フリーで活躍。情緒や風情を伝える味わい深いタッチで描く
新刊『東京おいしい老舗散歩』の魅力~その3~散歩途中で気軽に入れる12の名店 町歩きにおいしいグルメは欠かせません。日本橋の「室町砂場」、浅草の「尾張屋」といったそば屋の名店ほか、どじょう専門店の「どぜう飯田屋」(西浅草)、揚げまんじゅうの「竹むら」(神田須田町)など、安原さんが、「おいしい味とゆったりした時間を味わえる東京の老舗」12店をセレクト。受け継がれた伝統の味だけでなく、有形文化財の建物や偉人が残した逸話など、その町に長く愛された老舗ならではの趣を堪能できます。
【著者・安原眞琴さんからのメッセージ】 明治時代や江戸時代から続いている東京の老舗と聞くと、

敷居が高いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。でも安心してください。12ヵ月の季節の散歩の中で出かける老舗ですので、気楽に入れてほっこりできる、そして、豊かな時間を過ごせる老舗ばかりを選びました。東京の老舗に魅せられた私は、今も老舗散歩を続けています。本書を手にした皆さんと、老舗やどこかの路地でお会いできたらうれしいです。




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