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			善か悪か、敵か味方か、白か黒か。
			人が生きる複雑な社会の中で、はっきり区別することなんてできないことも多いのに、
			最近は物事を簡単に分けたがる人が増えているような気がします。
			そのほうが面倒なく楽に生きられるのかもしれないけれど、
			本当にそれでいいのでしょうか?
			
			猛スピードで進む現代社会の中で、ときどき立ち止まって考え、周りの景色を眺めてみる。
			そうすると、すぐそばにもすてきな世界につながる道があることに気づくことがあります。
			
			いくつになっても好奇心を持っていたい。
			今ももちろん大事だけれど、未来も大切にしたい。
			肩書や役割の中で生きるのでなく、“ひとりの人間”であることも楽しみたい。
			違う誰かを受け入れて、誰かと違う自分も否定しない。
			世間の常識や価値観だけではなく、自分の目や感覚を信じて考える。
			
			時間に追われて生きるのではなく、時のうつろいを大切にしたい。
			
			
			大海を悠々と羽ばたくカモメのように、想像の翼を広げる。
			
―― 今日より“ちょっと”すてきな私が見えてくる。
			
			『かもめの本棚』はそのきっかけとなるような、
			読む人の心のどこかにポッと灯りをともす存在になりたいと願っています。
			
			こうあったらいいな、と願うのは
			“顔の見えない誰か”ではなく、“あなた”に届けるものをつくること。
			コツコツと一つのことを追い求めている人、
			斬新な発想で新たなことに取り組む人、
			そんなすてきな人たちとそこから見えてくるすてきな世界を、
			わかりやすく丁寧に伝えていきたいと考えています。
			
			
			まっさらな本棚にお気に入りの本を一冊、また一冊。
			時間をかけて、じっくり、ゆっくり。
			こだわりの本棚を一緒につくっていきませんか?