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美しいくらし
ニースっ子の南仏だより12カ月 マイ コートダジュール ツアーズ社長
ルモアンヌ・ステファニー
7月 ビーチの楽しみ方

 カンヌからマントンまで100キロメートル以上の海岸線が続くコート・ダジュール。地中海は穏やかで波が少ないので、とても泳ぎやすいです。海水浴のベストシーズンは7月と8月ですが、温暖なニースでは寒がりでなければ6月や9月でも泳げます。私が子どものころ、わが家では毎年祭日の5月1日が「初海水浴の日」と決まっていて、10月31日ぎりぎりまで泳ぐ年もありました。

 ニースといえば青い海と白い海岸線をイメージする人も多いと思いますが、海岸は砂浜ではなく大きな玉砂利で覆われています。そのため裸足で歩くのは痛いし、真夏はとても熱くてビーチサンダルを履いていないとやけどしてします。横になって日焼けをしたくてもタオル1枚では石がゴツゴツしてとても痛くて、リラックスできません。海に入るとすぐに深くなるので、子どもと泳ぐにはちょっと怖いですね。
 皆さんが写真でよく見る、青と白のパラソルで統一されたサンデッキが並ぶのはプライベートビーチ。半日の利用料金は20ユーロ(約2800円)ぐらいでシャワーやトイレもありますが、地元の人はビーチに行くのにお金を払いたくないという人がほとんど。そのため家族や友だちと行くときはニース以外のビーチによく行きます。

ヴィルフランシュ・シュル・メール


 いちばん近いのは、ニースの東約6キロメートルにあるヴィルフランシュ・シュル・メール。電車でも車でもすぐ行けるし、入り江で遠浅で透明度も高く、ニースと違って砂浜なので快適です。子どもたちに「ビーチはどこに行きたい?」と聞くと、答えは決まって「ヴィルフランシュ!」です。
 私たち家族は夏の夕方にお弁当を持ってビーチに行くのが好き。昼間は混んでいて暑くて日差しが強いからです。17時を過ぎると気温が下がり始め、人も少なくなって特別な雰囲気を味わえます。波ひとつない静かな海に入ったら、自分の足の周りに泳いでいる魚が見えるぐらいの透明度。真夏に日が暮れるは22時ちょっと前なので、子どもたちは暗くなるまでずっと泳いでいます。

 このほかにも近郊には魅力的なビーチはたくさんあります。夏は車が渋滞するし、お弁当やおやつ、飲み物、それから子どものおもちゃを持っての移動は大変だし、帰りの車は砂で汚れてしまいます。でも、やっぱり家族でビーチに行ってゆっくり遊んだ日は、コート・ダジュールに住んでいることに感謝します。

ニースのビーチ



【マイ コートダジュール ツアーズ】http://www.mycotedazurtours.com/
【mycotedazurtours Instagram】https://www.instagram.com/mycotedazurtours

★ステファニーさんが、日本人にも人気のコート・ダ・ジュールやプロヴァンスの観光スポットや通好みの穴場を紹介してくれる連載「ニースっ子の南仏観光案内」も併せてお読みください。
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【Stephanie Lemoine】
1979年フランス・ニース生まれのニース育ち。高校で第3外国語として日本語を選択、大学はパリにある国立東洋言語文化学院(Institut national des langues et civilisations orientales)で日本語と日本文学を専攻。大学時代の1年半、東京学芸大学に留学。ニースを拠点にした日本語ツアーや通訳、各種コーディネートなどを提供する「マイ コートダジュール ツアーズ」に、日本語ドライバーとして2008年から勤務し、10年に社長に就任。フランス政府公認ガイド。日本でのお気に入りの場所は宮島(広島県)と湘南(神奈川県)。大好きな鎌倉で老後を過ごすのが夢で、2人の息子たちには毎日欠かさず日本の話をしている。
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