8月22日から27日まで、東京・新宿区の「ヒルトピア アートスクエア」で初めて開催した『本とアートのすてきな関係―「かもめの本棚」の装画展-』。広報宣伝担当・カモメのるーのレポート第2弾では、会場を彩った作品とアーティストの皆さんを紹介します!

会場に居合わせたアーティストたちが談笑するのも、この装画展ならではの風景
『今日も珈琲日和』で、著者の鶴巻麻由子さんの飾らないシンプルな言葉で綴られた文章に、時代や場所を限定しない幻想的な世界観が広がる挿絵を添えてくれた平林秀夫さん。
絵はすべて鉛筆で描くんだ。すごいでしょ! 多くの来場者の皆さんが、顔を寄せて見入っていました。

平林さん

駆けつけれくれた鶴巻さん
『恋と歌舞伎と女の事情』でヒロインたちを艶やかに描き出してくれたのは、いずみ朔庵さん。書籍カバーの原画タイトルは「恋に恋する江戸ガール」。原画そのものの魅力もさることながら、実は本のカバーには、朔庵さんと著者の仲野マリさんとの出会いから生まれた洒落た仕掛けもあるのです。そのヒミツは……
コチラから見てネ。

るーと朔庵さんのツーショット!
『あんずのあいうえお』の原画の前でポーズを決めてくれたのは、蟹江杏さんと石川浩司さん。
『あんずとないしょ話』では対談などでコラボもしてくれました!
24日に開催した石川さんの「缶コレトーク&ミニライブ」は後日報告の予定です。お楽しみに!

杏さんと石川さん
WEB連載の切り絵でおなじみの、きりたにかほりさん。夏目漱石と林芙美子の肖像画を出展してくれました。二人とも、実は新宿にゆかりのある“偉人”。区内には旧居などの記念館もあるんだよ。
来場した多くの人が引き付けられていた高尾斉さんの作品は、繊細なペン画と水彩の微妙なタッチが魅力です。

きりたにさん

高尾さん
いつも素敵で、あっと驚く着こなしのヒントを見せてくれるシーラ・クリフさんと、写真家のタッド・フォングさん。タッドさんもデニム素材の着物姿で颯爽と登場です。
25日はシーラさんの「着物ミニトーク」と、タッドさんによる「浴衣撮影会」を開催。トークイベントと浴衣美人たちのポートレート集は近々、レポートします!

タッドさんとシーラさん
また、26日には
『はじめまして、子どもの権利条約』の監修者、川名はつ子さんを囲んで座談会も開きました。チャーリー・ノーマンさんのイラストを並べ、そこに描かれている条約の趣旨や込められた思いなどをめぐり、ときには活発な議論が。るーも勉強になりました!

川名さんを囲んで座談会を開催
装画展の様子は
第1回「原画展示やイベント尽くしの6日間」のトップにある動画でも詳しく紹介しています。こちらもぜひ見てネ!
実は、緊張とうれしさのあまり、森勢津美さんや札幌から駆けつけてくれた石塚耕一さんの写真を撮るのを忘れてしまった、るー。トホホ(森さん、石塚さん、ごめんなさい!)
めげずに、次回は会場に華やぎを添えてくれた着物美人たちのポートレート特集をお届けします! お楽しみに。(つづく)
【参加アーティスト】※順不同
森勢津美さん、平林秀夫さん、石塚耕一さん、チャーリー・ノーマンさん、鈴木透さん、いずみ朔庵さん、タッド・フォングさん、蟹江杏さん、石川浩司さん、高尾斉さん、きりたにかほりさん