広報宣伝担当・カモメのるーがレポートする『本とアートのすてきな関係―「かもめの本棚」の装画展-』。第4弾は、会場のヒルトピア アートスクエア(東京・新宿区)がライブハウスと化したミュージシャン・石川浩司さんの「空き缶トーク&ミニライブ」のダイジェストをお届けします! ときは8月24日の夕方、近くの公園で羽を休め、のんびり会場へ。そして、るーは驚いた。これは一体、何の行列!? そう、多くの人が午後5時半から始まる石川さんの「空き缶トーク&ミニライブ」の入場整理券をゲットするために、並んでくれていたのです。皆さん、来てくれてありがとう!
定刻になり、拍手に包まれて石川さんが登場すると、一気に会場のテンションが高まりました。
空き缶コレクションに課した厳しい掟の理由、3万缶にもなる空き缶の収蔵場所のヒミツ、ズバリ「空き缶のどこが面白いの?」など、司会の担当編集者から次々と浴びせられる質問に、ときにドギマギしながらも真摯に答えてくれる石川さん。るーはその姿に「空き缶コレクター・石川浩司」の魂と矜持を見た思いがしたのでした。石川さんの答えとは……好評販売中の書籍
『懐かしの空き缶大図鑑』をぜひ読んでネ!
会場には自慢の逸品が展示されていて、一つひとつ手に取りながら空き缶の思い出を披露してくれるのも、この装画展ならではの一コマ。オトナの事情で残念ながら書籍に掲載できなかった空き缶も登場して、会場は大いに沸きました。
そして、イベントは後半のミニライブへ。石川さんはギターを抱え、「夏のお皿はよく割れる」「ラザニア」といった名曲5曲を熱唱。「もういいか~い!」と歌いながら会場のイスの間をのぞき込んだり、展示してあるシーラ・クリフさんの写真に駆け寄って「ごめんね、ママ!」とアドリブでシャウトしたり、会場は石川ワールドに染められたのであ~る~。ちなみに石川さんとシーラさんは同じ歳。当然、シーラさんは石川さんのママではありません。悪しからず。
約1時間にわたったイベントは盛況のうちに終了。最後に石川さんは、「僕はまだ、コレクションをぜ~んぶ並べて見たことがない。誰か、それをやらせてくれる人はいませんか? よろしくお願いしま~す!」と夢を語ってくれました。
その後も、会場は
『懐かしの空き缶大図鑑』のサイン会に並ぶ人たちや、展示してある空き缶コレクションをじっくり眺める人たちもいて、あちらこちらで談笑の輪が広がっていたんだよ。
ところで皆さん、どこか広いところがあったら、3万缶の空き缶コレクションを並べてみませんか? 「我こそは」という人は、ぜひ編集部までご連絡くださいね。
次回はいよいよ最終回。シーラさんの着物ミニトークの様子を紹介します。(つづく)