好評発売中の『『フランスの花の村を訪ねる』の著者・木蓮さんが来日し、9月22日から24日まで東京ビッグサイトで開催された旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」でセミナーを実施しました。また、24日に東京・恵比寿にある日仏会館で、10月4日には神戸ポートピアホテルで開かれた出版記念パーティーも開催。多くの読者の皆さんと交流しました。
「ツーリズムEXPO」で地方都市の魅力を発信
期間中は約20万人が来場
「ツーリズムEXPOジャパン」の一般公開日である9月23、24日、木蓮さんのセミナーがフランス観光開発機構ブース内で実施されました。当日は、シャンパンの生産地であるシャンパーニュの中心都市ランスや、コンクリートで造られた近代的な建築が見どころの港町ル・アーブル、日本人にも人気のリゾート地ニースなど、フランスの地方都市の魅力を各1時間程度にわたって紹介。
ワインの産地ボルドーに2016年にオープンしたばかりの「シテ・デュ・ヴァン(ワイン博物館)」には日本語の音声ガイドが完備されていることや、各都市のおすすめレストラン、お土産情報、さらには美しい夜景を撮影するためのポイントなど、現地在住の木蓮さんならではの生きた観光情報を、詰めかけた大勢の観客は熱心に聞き入っていました。

業界・プレス公開日では著書も紹介
なお、一般公開日の前日22日の業界・プレス公開日にもセミナーを実施。作家ジュール・ヴェルヌの故郷ナントで人気を呼んでいる機械仕掛けの動物たちのアトラクション「レ・マシーン・ド・リル」や、ワインの産地として知られるボルドーで広場に水を張った巨大な水鏡に壮麗な歴史的建造物が映りこむ様子が人気の撮影スポット「ミロワール・ドー」など、個性的な地方都市の新たな見どころについて、自身で撮影した写真を交えて紹介しました。木蓮さんは、観光シーズンの夏は日が長いことから「ミロワール・ドー」で特に観光客に人気のある夜のライトアップが見られるよう、ツアーでは訪問時間を遅めに設定することなどをアドバイス。また、人気の高い南仏の中心都市エクス・アン・プロヴァンスからは、少し足を延ばせば美しい花の村や雑貨屋めぐりを楽しめる村などが点在していることも紹介し、「ぜひツアー企画の参考にしていただき、多くの日本人観光客にフランスの小さな村の魅力を知っていただければ」と約1時間のセミナーを締めくくりました。
出版を記念して読者との交流会も実施
パーティーでは終始、木蓮さんを囲む人の輪が
24日の「ツーリズムEXPOジャパン」でのセミナー終了後、夕刻から東京・恵比寿にある日仏会館内のレストラン「レスパス」で、出版記念パーティーが開かれました。人気ブロガーでもある木蓮さんを囲み、70人ほどのファンが参加。本のサインコーナーには開始直後から長蛇の列ができました。参加者は、木蓮さんと一緒に握手や記念撮影をし、フランスの小さな村の魅力などについて、途切れなく会話が続きました。パーティーで初めて木蓮さんに会った人たちも多く、中には感動のあまり涙ぐんでしまう人も。花冠を付けた木蓮さんは、午前中のセミナーの疲れも見せず終始、笑顔で参加者との交流を楽しんでいました。
また、10月4日には神戸ポートピアホテルのレストラン「トランテアン」で「出版記念イベント“フランスの花のある村を訪ねる”~Invitation au villages fleuris de France~」が開かれました。神戸は木蓮さんの出身地でもあることから、参加希望者は100人をこえ、昼と夜の2部制で実施。会場は、ファーガスやボルドー色のダリアをアレンジした花で、あたかも花あふれる小さな村を訪れたかのような雰囲気に。会場では、『フランスの花の村を訪ねる』を片手に談笑する読者の姿があちらこちらで見られました。
◎木蓮さんからのメッセージ
フランスといえば、エッフェル塔やセーヌ川といったパリの町並みを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実は私も、結婚を機にオーヴェルニュの小さな村で暮らすようになるまで、皆さんと同じような印象を抱いていました。でも実際に暮らしてみて気づいたのは、フランスの真の美しさは自然の景色の中にあるということです。
私の著書『フランスの花の村を訪ねる』では、季節の花々に彩られた小さな村をたくさん紹介しています。ぜひ、本を手に取ってその美しさを実感してください。そして機会がありましたら、パリ以外のフランスにもぜひ旅に出かけてほしいと願っています。
★木蓮さんのブログ【フランス小さな村を旅してみよう!】
http://ameblo.jp/petit-village-france/
※WEB連載原稿に加筆してまとめた単行本『フランスの花の村を訪ねる』が(発行:東海教育研究所、発売:東海大学出版部)絶賛発売中です。
WEB連載「フランス 花の村をめぐるたび」はこちらをご覧ください。
WEB連載「フランスの花の村を訪ねる」はこちらをご覧ください。