木綿の着物は高価なものではありませんが、私のコレクションの大切な一部です。バラ柄の着物は、裁縫教室に通って自分で初めて縫ったものです。浴衣ですが、着物として着ることもあります。横縞と様式化されたバラが1950年代風で、スタイリッシュだと思います。格子柄の着物は伊勢木綿で、これも自分で縫いました。レコード柄の茶色の絞りは私がデザインした反物なので特別です。京都の「藤井絞」さんとのコラボレーション作品です。残念ながらあまり売れませんでしたが、私はとても気に入っています!
カラフルな縞柄の川越
唐桟(絹のような柔らかな風合いが特徴の木綿織物)は、埼玉県の川越にある「呉服笠間」さんとのコラボレーション作品です。川越唐桟が流行した江戸時代後期には鮮やかな色の着物が禁じられていたので、カラフルなものを作りたくてたくさんの色を選びました。ターコイズブルーとオレンジは、舶来唐桟が到着した長崎の港と赤ひげの外国人。赤紫は川越の特産品でもあるサツマイモ、黄色は川越の「市の花」でもある山吹、そしてライムグリーンは私の好きな色。全ての色に意味があります。(おわり)
(写真:Todd Fong)
――「箪笥には家族の歴史と人生が詰まっている」と話すシーラさん。今回の連載では自身の箪笥を開き、お気に入りの着物に込められた思いを語ってくれました。4月中旬に発売になるシーラさん待望の新刊『箪笥開き THE KIMONO CLOSET』では、シーラさんが出会った50人の女性たちの着物にまつわる物語をオールカラーで紹介。等身大の着物事情をひも解きます。新刊の刊行を記念したトークショーなども続々と企画中ですので、お楽しみに!(編集部)★シーラさんのInstagram
https://www.instagram.com/kimonosheila/東京キモノショー Event Stage 2026
【シーラの箪笥開きトークショー】
待望の新刊
『箪笥開き THE KIMONO CLOSET』がいよいよ発売となるシーラさん。ゲストの藤井美登利さん(NPO法人川越きもの散歩 代表理事)とともに、収納に関する悩みや工夫、着物に込められた家族の物語など、女性たちのリアルな着物事情に迫ります。トークショーの前後には新刊の先行販売も!
【日時】4月17日(金)13時~13時30分【会場】ブルーミング中西ビル3階 名花館(東京都中央区日本橋人形町3丁目2-8)※事前予約席は好評につき満席となりましたが、当日観覧もできます(17日の朝10時から整理券を配布。立ち見となる可能性があります)
※トークショーの観覧には「東京キモノショー」の入場券が必要です。
トークショーの詳細はこちら⇒★新刊『箪笥開き THE KIMONO CLOSET』先行販売
ブルーミング中西ビル2階エレベーター前にて、シーラさんの新刊『箪笥開き THE KIMONO CLOSET』の先行販売を実施します。
書籍販売は4月17日(金)13時開演のトークショー前後30分間を予定。書店での一般販売に先駆けた特別販売です。ぜひこの機会にお買い求めください。※詳細は変更になる場合があります。
シーラさん待望の新刊・2026年4月中旬発売!
『箪笥開き THE KIMONO CLOSET』

定価2750円(税込)
B5判・並製・128頁(オールカラー)
自由でカラフル、キュートな着こなしで、着物の新たな魅力と可能性を発信しているシーラさん。愛する着物についてもっと多くを知りたいと取り組んだのが、“秘密の場所”ともいえる女性たちの箪笥を開き、その隠された世界を記録する「箪笥開きプロジェクト」です。4年間で出会ったのは、20代から65歳以上までの50人の日本人女性と、合計2472枚の着物たち。これまでの人生と家族の歴史が詰まった一人ひとりの着物物語を、オールカラーの写真とともに紹介します。
★書籍の詳細・購入は⇒
こちら
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好評既刊!【シーラさんの着物写真集】
『SHEILA KIMONO STYLE』
(定価1650円)古着やアンティークを中心とした私服の着物コーディネートが満載。季節ごとの装いをチャーミングに着こなすシーラさんの初の写真集。
詳細はこちら『Sheila Kimono Style Plus』
(定価2200円)私服コーデ40点を「Elegant」「Antique」「Plain&Pattern」「Casual」の4つのカテゴリーに分類し解説。着物に関する質問に答える「Q&A」も特別収録。
詳細はこちら