こんにちは! 「かもめの本棚」広報宣伝担当・カモメのるーです。ミュージシャン・石川浩司さんの新刊『懐かしの空き缶大図鑑』(東海教育研究所)が全国の書店で発売になりました! 今回は、3月4日に東京・吉祥寺のライブハウス「MANDDARA-2」で開かれた「出版記念ライブ&トーク」を取材。大盛り上がりのイベントをレポートするよ!

もうすぐ始まるぞ!

新刊の先行販売もしたよ!
『懐かしの空き缶大図鑑』は、自称・世界一の空き缶コレクションを誇る石川浩司さんの好評WEB連載
「石川浩司の缶コレランニング」を元にまとめたもの。石川さんといえば、バンド「たま」の元メンバー。3万缶におよぶ空き缶コレクションには、「たま」時代にツアー先で集めたものも多く含まれているんだって。
今回の出版記念イベントのゲストは、「たま」時代を石川さんとともに過ごしたミュージシャン・滝本晃司さん。今でも仲がいい2人は、どんな曲やトークを披露してくれるのかな? 期待に胸肉が膨らみます。朝から降り続くあいにくの雨にもかかわらず、ライブハウスの入り口には開場の1時間以上も前から、この日を待ちわびたファンの皆さんが並び始めました。皆、ボクと同じ気持ちなんだね~。
ライブ開始の19時30分、立ち見のお客さんも含む約80人の熱気に包まれて、いよいよランニング姿の石川さんが登場。「僕の34年間の空き缶コレクションが、とうとう1冊の本になりました! 終了後にはサイン会もやるので、ぜひこの機会に読んでね」と笑顔でアピールすると、大きな拍手と歓声がわき起こりました。

書籍販売コーナーでは「招きるー」もお出迎え(撮影:永田まさお)
ステージに滝本さんを迎えるにあたり、「滝本くんは気が向いたらトークでもしゃべってくれます。もしかすると何も言わないかもしれません。でも仲よしです」と石川さん。その言葉を受けて滝本さんが、「この本を読んで幸せになった人がいると聞きました。おススメです」と返すと、会場は爆笑の渦に。早くも盛り上がってきました!
今回のステージは4部構成で、前半は滝本さんと石川さんそれぞれのソロ、後半は缶コレトークと2人のセッションという豪華版。

爆笑に包まれた缶コレトーク(撮影:永田まさお)
滝本さん、石川さんのソロが終わったあと、休憩を挟んでステージは後半へ。いよいよ、お待ちかねの空き缶をめぐるトークです! 『懐かしの空き缶大図鑑』に収録されている空き缶の中から、石川さんが選んだオモシロ缶を紙芝居形式で紹介したんだよ。
「アスパラガス・ジュース」や「ペット専用牛乳」、「天空の城ラピュタ」……いずれも思い入れの深いコレクションの画像を見ながら、石川さんの口調はどんどん熱を帯びてくる。それを聞き手の滝本さんは「貴重だね~」とか「プルタブが缶の下側にあるということは、飲むときにひっくり返すから、振らなくても濃い味で飲めていいんじゃない?」とか、そっけなさと鋭い分析を織り交ぜて答えてる。う~ん、さすがのコンビネーション!

息の合ったセッション(撮影:永田まさお)
るーが驚いたのは、実は滝本さんもコレクターだということ。「たま」のデビューのころから、ツアーに出かけては各地の珍しい滑り台を探し出しては写真に収めているんだって。石川さんによれば、そのきっかけは、東北のとある電話会社の横にあったプッシュホン型の滑り台を見つけたとき。「よく覚えてるね!」と滝本さんは感動していたよ。
石川さんが「空き缶は見つけたときが最大の喜びだね」と言うと、「それ、わかります!」とすかさず滝本さん。「たま」ってコレクター集団だったのかも!?

一人ひとりにサインと握手をしてくれた石川さん
こうして笑いに包まれたトークが終わり、ステージは最後のセッションへ。石川さんのパーカッションと滝本さんのギターで「家族」「学校にまにあわない」といった「たま」時代の楽曲などを披露してくれました。
ライブ終了後のサイン会も、興奮さめやらぬ皆さんの長蛇の列。そして、興奮のうち吉祥寺の夜は更けていったのであ~る~。
手に取って読めば、昭和から平成の熱気も伝わる
『懐かしの空き缶大図鑑』は、全国の書店で絶賛発売中。ぜひ、あなたの思い出の缶を探してみてね。(おわり)
4月11日(木)、新宿・紀伊國屋書店で
出版記念トーク&ミニライブ&サイン会
このイベントに来られなかった皆さんや、もう一度石川さんに会いたくなっちゃった皆さんに朗報です。新宿・紀伊國屋書店で新刊記念トーク&サイン会の開催が決定! 空き缶にまつわる面白エピソードのほか、ライブパフォーマンスも披露してくれます。要事前予約(先着50名さま)。当日は、るーも会場でお待ちしています!
日時:2019年4月11日(木)午後7時開始(午後6時45分開場)
会場:紀伊國屋書店新宿本店9階 イベントスペース
参加料:500円
◆イベントの詳細および予約方法はコチラから