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るーが行く!【台湾の台所をのぞいて、暮らしと食文化を知る~の巻】 かもめの本棚 広報宣伝担当
カモメのるー
「旅の本屋のまど」で著者・佐々木敬子さんトークイベント
こんにちは! 広報宣伝担当カモメのるーです。今回は、新刊『台湾台所探訪記』の刊行を記念して2026年9月10日に開催された、著者・佐々木敬子さんのトークイベントをレポートします! 会場は、東京・西荻窪の「旅の本屋のまど」。音楽、映画、思想、料理、宗教など、さまざまなジャンルから「旅」を感じさせてくれる本をセレクトしている本屋さんなんだ。「台所から見える 素顔の台湾」と題して開かれたイベントには、会場参加者とオンライン参加者合わせて約20人が参加してくれました。

旅心を誘う本が並んだ「旅の本屋のまど」の店内でトークイベントが開催されました!


旅する食文化研究家として、世界各地の台所を訪ね歩いてきた佐々木敬子さん。新刊『台湾台所探訪記』では、台湾をぐるりとめぐりながら家庭の台所を訪ね、そこで出会った料理や調理道具、食卓を囲む人びとの姿を文章と手描きイラストで紹介しています。台所をのぞくと、どんなことがわかるのかな? るーも興味津々。さっそく参加者の皆さんと一緒にトークを聞こうと思ったら、用意された座席の上にお菓子が!? なんと、これは佐々木さんの手づくり。本日のトークイベント参加者のために特別に作ってくれたものなんだって。

佐々木さん手づくりの台湾菓子「椰子酥(イエズスー)」

「このお菓子は椰子酥イェズスーと言います。椰子はココナッツ、酥はパイという意味。日本語にするとココナッツ餡のパイです。今年は9月25日が中秋節なので、それにちなんだお菓子を、と思って用意させていただきました。台湾では中秋節に月餅を食べますが、この椰子酥もその一種です。台湾のお菓子をぜひ味わってみてください」と、佐々木さんが笑顔で教えてくれました。

その明るい口調に導かれるように、会場もぐっと和やかな雰囲気になって始まったトークでは、佐々木さんが台湾で撮影したたくさんの写真や動画を見せてくれながら、旅のエピソードを紹介してくれました。日本とはちょっと違う調理道具や食習慣、家の間取り、さらには人びとの信仰まで、台所を入り口に話題はどんどん広がっていきます。

るーが驚いたのは、「台湾の家では外と内の境目が、とってもゆるやかなんですよ」という佐々木さんの指摘。例えば、佐々木さんが訪ねた家の台所には、窓やドアがあって、その向こうがすぐベランダ、という間取りがたくさんあったそうです。それだけでなく、「ここは台所? それともベランダ?」と迷ってしまいそうな家もあったとか。そして、それらの台所ではかなりの高確率で、洗濯物が干してあったり、ネギを植えた植木鉢が窓際に置いてあったり……。「台所」とひとことで片づけられない、暮らしのいろいろな役割が入り混じった空間だったんだって。

『台湾台所探訪記』p.38掲載

写真:山本舞

日本では『ここから家の中』『ここから外』と、境目がはっきりしているけれど、台湾ではその境界がもっとおおらかなんだね。そういえば、佐々木さんの新刊『台湾台所探訪記』には、アミ族のジンミンさんが屋外の流し台で魚をさばいてくれたエピソードも載っていたっけ。こちらは、もはや台所の一部が完全に「外」のパターン! 「台所=家の中」と思っていたるーには、ちょっとびっくりです。

佐々木さんの話を聞いていると、一つひとつは何げない日常の風景なのに、そこから台湾の気候や歴史、信仰、家族のあり方までが少しずつ見えてくるから不思議~。有名な観光地を訪ねたり、人気の台湾グルメを味わったりするだけではなかなか出会えない、そこで暮らす人びとの「いつもの台湾」。そんな素顔の台湾に出会える場所が、台所なのかもしれないなと、るーも思ったけれど、一緒に佐々木さんの話を聞いていた参加者の皆さんも、きっと同じように感じていたんじゃないかな。

皆さんも『台湾台所探訪記』を開いて、台湾の台所をめぐる旅に出かけてみてくださいね! それでは、また次回お会いしましょう。(おわり)

トーク終了後にはサイン会も開催されました(写真:山本舞)


*9/20(日)1日限定出店!*

誠品生活日本橋で、佐々木さん手づくりの台湾スイーツを



『台湾台所探訪記』の著者で、旅する食文化研究家・佐々木敬子さんによる「ぐるっと台湾、台所の旅茶房」が、2026年9月20日(日)に誠品生活日本橋内に登場! 佐々木さんが自らオープンキッチンに立ち、椰子酥イェズスー(ココナッツ餡のパイ)や綠豆椪リュードウポン(緑豆餡のパイ)、台湾金萱茶など、旅の途中で出会った台湾スイーツとお茶を提供する1日限定のお店です。本を片手に、台湾の味を楽しんでみませんか?

【日時】2026年9月20日(日)13:00~20:00(ラストオーダー19:15)

【会場】誠品生活日本橋 生活市集(東京都中央区日本橋室町3丁目2-1 COREDO室町テラス 2F)
※東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅直結、JR総武線快速「新日本橋」駅直結

※事前予約不要。直接会場にお越しください。

◎詳細はこちら⇒

(Peatixのサイトに移動します)

【主催】誠品生活日本橋

新刊『台湾台所探訪記』

佐々木敬子 著


定価2,420円(税込)

「あなたの台所で、いつもの味をつくってください」をキャッチフレーズに、台湾ぐるり一周の旅へ。目指すは、家の台所で日々つくられている、ごくごく当たり前の家庭料理。旅の途中で出会った23人の台所を、疾走感あふれる軽快なエッセイと、ぬくもりのある手描きイラストで描き出す。現地で出会った家庭料理10品のレシピ付き。言葉や文化の違いを超えて食卓を囲めば、素顔の台湾が見えてくる! 

★書籍の詳細・購入は⇒

こちら

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【かもめのるー】
[名前] カモメのるー
[所属] かもめの本棚編集部
[年齢] 永遠の3歳
[サイズ]片手に乗るぐらい
湘南生まれの新宿育ち。「かもめの本棚」の広報宣伝担当。「かもめの本棚」の書籍や記事を皆さんにもっと知ってもらいたい! という思いを胸に、西に東へ飛び回っている。「これからも応援よろしくね」(るー)
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