
著者のステファニーさん(左)とママンのクリスティーヌさん(右)
ボンジュール! 広報宣伝担当カモメのるーです。フランス政府公認ガイドのルモアンヌ・ステファニーさんが、新刊『南仏ニースの食卓だより12カ月』の発売を機に来日。2025年11月9日に東京・千代田区のホテルモントレ半蔵門で出版記念パーティーを開催しました。特別ゲストとしてママン(母)のクリスティーヌさんも登場。北海道から沖縄まで、全国から80人が駆けつけてくれたパーティーの様子を、るーがお届けします。
待望の新刊は、初の著書
『ニースっ子の南仏だより12カ月』に続く「南仏12カ月シリーズ」の第2弾。母から娘へ、4世代にわたって受け継がれてきた家庭料理のレシピや、旅する人にも味わってほしい南仏の味など、フランスの暮らしを身近に感じられる一冊です。
その発売をお祝いするパーティーは予約受付開始後、早々に満席に。秋雨が降る中でも、会場は新刊とステファニーさん親子を心待ちにしていた参加者の笑顔があふれていて、るーは晴れやかな気分!
「南仏を愛する人がこんなにたくさん集まってくれて、心から感謝します。今日は南仏に乾杯ですね。Santé(サンテ)!」。ステファニーさんの発声で祝杯を上げ、いよいよ開宴です。この日のために南フランスのロゼワインを用意してくれたロゼワイン専門店
「ラ・メゾン・ド・ラ・ピコル」代表の山本ひとみさんが、お祝いの言葉とともに「南仏のにぎやかな食卓には、いつもロゼワインがあります」と教えてくれました。
親子対談では、「前作を出版した3年前、日本の皆さまの温かい歓迎が何よりもうれしくて、次は絶対に南仏の“美味しいもの”について書こうと心に決めました」と振り返ったステファニーさん。18年間にわたり年間約400人を案内する中で、食べることが大好きな日本人にとって、旅先での食事がいかに大切なのかを実感したそう。「南仏を旅する日本の皆さんにぜひ美味しいものを食べてほしい。そして、地元の家庭料理やママンのレシピも伝えたい。その一心で書きました」と、新刊への思いを語りました。
ちなみに、ステファニーさんが大好きな「ママンの味」は、幼いころから風邪をひいたときなどによく作ってもらった「ジャガイモのピューレ」。ポテトのやさしい味は「日本のおかゆのような存在」なんだって。るーも本に載っているレシピでさっそく作ってみようっと!
スクリーンには、ニース郊外で一緒に暮らす家族とのエピソードや、留学生として東京に住んでいたころの様子などが映し出され、家族の深い愛情に支えられてきたステファニーさんの歩みを知ることができました。
このほか、地元のスーパーやニースで今注目のお店など、本に掲載しきれなかった“美味しいもの”もたくさん紹介してくれたステファニーさん。なんと、ステファニーさんが撮影のコーディネートを担当したNetflix作品『オフライン ラブ』に登場した人気店の情報も教えてくれたよ!
トークの後は、ステファニーさん親子が各テーブルを回り、参加者との交流タイムに。会場では、『南仏ニースの食卓だより12カ月』を彩る写真が1年を通して楽しめる、ステファニーさん監修の
『2026年版南仏カレンダー』の先行販売も行われました。
楽しいひとときが過ぎ、ステファニーさんからお礼のあいさつが。「私がSNSなどを通じて発信するのには、南仏の魅力を紹介し、人と人をつなげたいという思いがあります。遠くに住んでいても、南仏好き同士がこうしてつながれるとうれしいですね」
20年ぶりの来日となったクリスティーヌさんも、スピーチしてくれました。
「ステファニーは、私たち家族のことや食卓の歴史を書くと同時に、料理を作る多くの人たちをたたえ、世代を越えてこの文化が受け継がれていくことを伝えてくれました。この本が、日本の多くの方々に届くことを願っています」。そして、ステファニーさんに向けて「この本は、あなたそのもの。いつもあなたでいてくれて、本当にありがとう」と語りかけました。ママンの心の込もった言葉にステファニーさんが目を潤ませます。るーも思わず涙ぐんじゃった。
「3冊目の本も考えていますよ! でも少し休まないと夫に怒られるので、気長に待っていてくださいね」とステファニーさん。るーは、ステファニーさんや皆さんとの再会が今から楽しみで仕方ありません。
温かな雰囲気に包まれ、心もお腹も満たされた2時間。皆さんもぜひ本を手にとって南仏の家庭料理と、家族や仲間で囲む食卓の幸せを味わってくださいね!(おわり)

ステファニーさんの出版記念パーティーに参加してくれた皆さん、ありがとうございました!
(写真:Junko Nakano)
\直販限定/
『2026年版南仏カレンダー』
購入した人に先着で
新刊のフランス語版小冊子をプレゼント!

定価2,200円(税込)、全13頁(表紙込み)
「南仏12カ月シリーズ」の著者、ルモアンヌ・ステファニーさんが監修するカレンダー。自宅のキッチンでの温かなひとときから、各地の名物や市場の風景まで、新刊『南仏ニースの食卓だより12カ月』に収められた12カ月の「美味しい時間」を、本とともにお楽しみいただけます。
★先着購入者特典として、新刊『南仏ニースの食卓だより12カ月』のフランス語版小冊子(非売品)をプレゼント!※カレンダー:A4サイズ・フランスの祝祭日入り・月曜始まり
※数量限定のため、なくなり次第終了
※直販のみ。書店や他社オンラインでの販売はありません●2026年版南仏カレンダーの購入は→こちら
\新刊/
『南仏ニースの食卓だより12カ月』

定価2,420円(税込)
A5判・オールカラー
大好きなフランスが
もっと身近に感じられる36のエピソード
南フランスのニース郊外で暮らす家族の食卓を彩る四季折々の味と、おすすめの地元料理、お土産にもぴったりのおいしいもの。フランス政府公認ガイドのステファニーさんが、等身大のフランスの暮らしと、南仏をもっと身近に感じられる旅のヒントを綴る「南仏12カ月シリーズ」の第2弾。母から娘へ、4世代に渡って受け継がれてきた家庭料理の中から17のレシピも紹介。