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美しいくらし
フランスの花の村こぼれ話
木蓮
第2回 雑貨屋めぐりの村その2 ル・カステル


 前回、紹介したラ・カディエール・ダズールにほど近いル・カステルも、窓辺にかわいらしい雑貨が飾られ、見るからに光あふれるプロヴァンスを感じさせてくれる村です。

ラヴェンダー色の店先
 中でも、ヴィルフランシュ・シュル・メールという小さな漁師町では、壮大なブーこの村は、フランス語を学んでいる人ならご存じであろうマルセル・パニョルの映画、『La Femme du Boulanger(パン屋の女房)』を撮影された場所でもあります。
 パニョルは、マルセイユの近くにあるオーバーニュ生まれの小説家・映画作家。自然の中の生き生きとした田舎暮らしなど、プロヴァンスの雰囲気を十分に感じさせてくれる作品を多く残しています。
 そんなパニョルと切っても切り離せないル・カステル。村の中の雑貨屋さんも、オリーブ色やラベンダー色に包まれています。

石壁にツタの緑が映える
 こんなふうに何度も同じ場所を訪ね、あらためて気づいたプロヴァンスの魅力。実際に村の人からいろいろ話を聞いてみると、自分の思っていたイメージと違うことも多々あります。そして、どの地域に行っても、住民の皆さん自分の村や地域を誇りに思っているのだと、つくづく感じるのです。
 こうしたこの地元の方々の郷土愛がフランスの田舎の伝統を守り、それぞれに特徴ある村をつくっているのかもしれません。だからこそ、旅をしていて楽しいのでしょうね。(つづく)

(写真提供:木蓮)

★木蓮さんのブログ【フランス小さな村を旅してみよう!】
http://ameblo.jp/petit-village-france/

※WEB連載原稿に加筆してまとめた単行本『フランスの花の村を訪ねる』が2017年8月3日に発売されました(発行:東海教育研究所、発売:東海大学出版部)。WEB連載「フランス 花の村をめぐるたび」はこちらをご覧ください。WEB連載「フランスの花の村を訪ねる」はこちらをご覧ください。
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【もくれん】
フランスの「おへそ」にあたるオーヴェルニュ地方の人口200人に満たない小さな村に在住する日本人女性。フランス人の夫との結婚を機に渡仏。いきなり2人のフランス人娘の母親になり悪戦苦闘だったが、生来の自由気ままな性格と、さまざまな地域に接しているオーヴェルニュの地の利を生かし、名もなき小さな村を訪ねる旅にどっぷりはまる。「パリだけではないフランスの美しさを伝えたい」と、「フランスの小さな村宣伝大使」を自負し、訪ねた村々をブログで紹介している。花にあふれる美しい村の魅力を伝えるブログは、日本でも多くのファンがいる。
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