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るーが行く!【台湾の台所と本づくりの舞台裏にふれる~の巻】 かもめの本棚 広報宣伝担当
カモメのるー
誠品生活日本橋で『台湾台所探訪記』著者×デザイナー対談
こんにちは! 広報宣伝担当カモメのるーです。今回は、2026年9月6日に東京・日本橋で開かれた、新刊

『台湾台所探訪記』

の刊行記念トークイベント「ぐるっと台湾、台所の旅」をレポートします。登壇したのは、著者・佐々木敬子さんと、本書の装丁を手がけたデザイナーの村手景子さん。名前も同じ「けいこ」さん2人が、台湾に惹かれたきっかけから、旅で出会った台所の様子、本のデザインに込めた思いまでを語り合いました。


著者の佐々木敬子さん(右)とデザイナーの村手景子さん(左)


会場の誠品生活日本橋は、本や雑貨を通じて台湾カルチャーを発信する台湾発の書店。新刊発売の2日後に開かれたイベントとあって、会場には30人を超える台湾好きの皆さんが集まってくれました。佐々木さんが「台湾に行ったことのある方は?」と呼びかけると、あちこちから一斉に手が挙がって、るーはびっくり! 「今日はいろんなお話ができますね」と2人がうなずき合い、トークが始まりました。


大学時代に中国留学を経験した佐々木さんと台湾との縁は、会社員時代からのもの。台湾企業との仕事や香港駐在を通じて、台湾はずっと身近な存在だったそう。その後、勤めていた会社を退職してすぐに出かけた台湾で、元同僚の家に招かれたときのこと。観光客として店で味わう料理とは違う家庭料理の魅力に引き込まれ、その経験が、やがて各地の台所を訪ねる旅につながったんだって。

一方、村手さんは台湾に夢中になって何度も通ううち、なんと現地で個展を開催することに。その出来事を通じて現地の友人もたくさんでき、今では年に1回ほど台湾でデザインワークショップも開催しているそうです。
台湾でそれぞれに育ててきた縁がつながり、やがて一冊の本を一緒につくることになったなんて、なんだか物語みたい!

息の合った2人の掛け合いは軽快なテンポで、話はいよいよ台所へ。本書には、佐々木さんがおよそ30日間にわたって台湾各地の家庭を取材したうち、23の台所を収録。間取り図やイラストで「その場にいるような感覚」を楽しめることもこの本のポイントの一つなんだ。
イベントでは、ベランダと一体になった台所、万能調理器「電鍋ディエングォ」や食器乾燥機、エアフライヤーといった家電、丸いまな板や中華鍋、調理スペースのそばで揺れる洗濯物などを、写真とともに徹底解説! 「台所に置かれたものから、そこに暮らす人の生活や人柄、その先にある文化や歴史まで見えてきます」と佐々木さん。これらは高温多湿の気候に合わせた柔軟な発想や合理性から生まれたものと知って、るーも納得。


続いては、デザインにまつわる制作秘話へ。「本の顔」ともいえる表紙には、とっても印象的な書体で書名がデザインされているけれど、なんとこれは村手さんのオリジナル。台湾の建物ではおなじみの人造石「テラゾー」の質感や、大根餅をつくる風景がひそかに取り入れられているのだと教えてくれました。そして、アクセントになっている鮮やかなミントグリーンは、佐々木さんが「台湾を象徴する色」として挙げた色。
「誰かの日常が、誰かにとっての非日常。その小さな驚きが、文化を近づける一歩になれば」と村手さん。台湾を愛する村手さんならではのこだわりが、書体のあちこちに散りばめられているんだね。

「いつか台湾の本をつくる機会が訪れたら、そのときは絶対に村手さんにデザインしてほしいと、ずっと前から思っていました」と明かした佐々木さんに、「泣いていいですか」と村手さんが返すひと幕も。2人の信頼の強さが、会場いっぱいに伝わってきました。

台湾を愛する二人の思いが詰まった本の制作秘話を聞いて、るーも、台湾とそこに暮らす人たちのことを、もっと知りたくなっちゃった。そして、それは会場を訪れた皆さんも同じ気持ちだったみたい。トーク終了後には、佐々木さんと村手さんにサインを求めながら、台湾について語り合う姿が数多く見られました。(おわり)

\るーが体験してきました/

佐々木さんが心を込めて手づくり!

1日限定出店「ぐるっと台湾、台所の旅茶房」


2026年9月20日には、誠品生活日本橋内にある生活市集に、『台湾台所探訪記』の旅から生まれた台湾スイーツを味わえるお店が1日限定でオープン! 佐々木さん自らオープンキッチンに立ち、ザクザクとした食感の「桃酥タオスー(クルミのクッキー)」や、やさしい甘さの中にほんのりショウガが香る「客家牛汶水カージャーニュウウェンシュイ(黒糖生姜もち)」など、台所をめぐる旅の途中で出会った「おいしいもの」を、心を込めて提供。友達とおしゃべりしながら味わう人や、本を片手に立ち寄る人で賑わいました。

台湾ではおなじみのスイーツも、るーにとっては新鮮。佐々木さんの新刊『台湾台所探訪記』には台湾の家庭料理10品のレシピも載っているので、皆さんも本を見ながら台湾の“いつもの味”を作ってみてね!

新刊『台湾台所探訪記』

佐々木敬子 著


定価2,420円(税込)

「あなたの台所で、いつもの味をつくってください」をキャッチフレーズに、台湾ぐるり一周の旅へ。目指すは、家の台所で日々つくられている、ごくごく当たり前の家庭料理。旅の途中で出会った23人の台所を、疾走感あふれる軽快なエッセイと、ぬくもりのある手描きイラストで描き出す。現地で出会った家庭料理10品のレシピ付き。言葉や文化の違いを超えて食卓を囲めば、素顔の台湾が見えてくる! 

★書籍の詳細・購入は⇒

こちら

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【かもめのるー】
[名前] カモメのるー
[所属] かもめの本棚編集部
[年齢] 永遠の3歳
[サイズ]片手に乗るぐらい
湘南生まれの新宿育ち。「かもめの本棚」の広報宣伝担当。「かもめの本棚」の書籍や記事を皆さんにもっと知ってもらいたい! という思いを胸に、西に東へ飛び回っている。「これからも応援よろしくね」(るー)
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