大阪・フォルモサ書院で『台湾台所探訪記』トークイベント
ニーハオ! 「かもめの本棚」広報宣伝担当のカモメのるーです。今回は、2026年9月12日に大阪にあるフォルモサ書院で開催されたトークイベント「テーマを持って旅に出よう」の模様をレポートします。旅する食文化研究家・佐々木敬子さんの新刊『台湾台所探訪記』の刊行を記念して開かれたこのイベントには、ゲストとして、台湾再現雑貨necco・ぶちこさんが登壇。台湾で唯一無二の旅をする二人が、それぞれの目的のある旅の方法やハプニングなどを、たっぷりと語ってくれました。会場となったのは、「日本一長い商店街」ともいわれる天神橋筋商店街の3丁目にあるフォルモサ書院です。商店街のアーケードの下を歩くと、気持ちが楽しくなるな~。しばらくすると、緑色の柱が印象的な建物の2階にあるフォルモサ書院に到着! 台湾に関するガイドブックや文化、歴史の書籍をはじめ、アジア周辺国についての書籍も取り扱っている、古書販売を中心とした書店さんなんだ。
店名にある「フォルモサ」ってどういう意味かな? と思って調べると、16世紀にポルトガルから来た船が台湾の近くを通りかかったところ、緑がたくさんある島だったことから、ポルトガル語で「美しい島」を意味する「Ilha Formosa(イリャ フォルモサ)」と呼んだことに由来するそう。そのため、今でも台湾を指す言葉としてフォルモサ(
美麗島)という言葉が使われているんだって! うーん、なんともすてきな店名の由来です。
さっそく店内に入ると、中央に置かれたテーブルには販売中の台湾関連のZINE(自費で制作した冊子)がずらりと並び、そのテーブルを囲むように座席が設けられていました。この日の参加者は定員いっぱいの13人。こぢんまりとした空間は、皆さんの熱気に包まれていました。なんと開場30分前から、会場の前には開場を待つ皆さんの列ができていたとか。大阪の皆さんの熱心さに驚くとともに、ありがたい気持ちでいっぱいになった、るーでした。
本日の語り手は、台湾の台所を見てきた佐々木さんと、古い建物や窓の外側に設置された鉄の柵の模様「鉄窓花」を見つけに台湾を旅している、ぶちこさん。
二人の出会いは2025年。佐々木さんが台湾での台所取材を始める前、資料を探したり、台湾について知っている人を探したりしている中で、ガラスやコンクリートなどを使って台湾の風景や鉄窓花を再現しているアーティストのぶちこさんと出会ったと教えてくれました。実は、ぶちこさんの台湾のお友達も、佐々木さんの新刊『台湾台所探訪記』に登場しているんだ。二人がどんな旅をしているのか、皆さん興味津々の様子です。

会場では新刊『台湾台所探訪記』の関連グッズなども展示販売されました
古い街並みが大好きな、ぶちこさん。Googleマップを見て、どの道を歩くのかをシミュレーションしてから出かけることが多いそうですが、「細い路地を歩くと、上ばかり見るから首を痛めることもある」と告白。会場は爆笑の渦となりました。
一方の佐々木さんは、食文化は地理も関係していると考えているそう。そのため、国内外を問わずいろんな場所に足を運んでいます。とはいえ、旅にハプニングが付きもの。3年前には、真冬のラトビアで凍った道を歩いていたところ、足を滑らせて左腕を骨折してしまったのだとか。そのときにラトビアの病院で撮った自撮り写真がスクリーンに映し出されると、参加者の皆さんもびっくり! 驚きの表情で、写真に見入っていました。知らない土地での事故や病気は一大事。旅先では、くれぐれも気をつけなきゃね!

ぶちこさんがお土産にいただいた古い三合院の柱
さて、台湾の旅で二人がそろって困惑したのが、お土産という名の「重い愛」。台湾では、訪ねた先で心のこもったお土産をいただくことが多く、その大きさや重さにびっくりすることもあるのだとか。ぶちこさんは古い三合院の柱、佐々木さんは新品の電鍋をもらって、日本まで持ち帰ったそうです。会場では、実際にもらった三合院の柱や、文鎮のようにずっしりと重い置き物なども披露。参加者の皆さんも実際に手に取って、「これは重い!」と大笑い。うれしいけれど、持って帰るのは大変そう! まさに、ずっしり重~い台湾の愛だね。
トーク終了後には、佐々木さんの新刊『台湾台所探訪記』に加えて、ぶちこさんのできたてのZINE『台湾の戯院跡をたずねて1』の販売&サイン会を実施。終始明るい雰囲気で、参加者との会話も楽しめた今回のトークイベント。ご参加いただいた皆さん、座談会のようなアットホームな会場を用意してくださったフォルモサ書院さん、本当にありがとうございました!(おわり)

トーク終了後は参加者の皆さんと一緒に笑顔で記念撮影!
◆フォルモサ書院のホームページは
コチラ⇒★◆ぶちこさんのInstagram は
コチラ⇒★刊行記念トークイベントin 長野・小諸
「台湾の台所23軒を訪ねて一冊の本になるまで」
【日時】2026年10月11日(日)13:30~15:30
※2026年10月31日(土)まで『台湾台所探訪記』の写真展も開催中!【会場】NOVELS(ノベルズ)
長野県小諸市相生町2丁目1-3
JR小海線・しなの鉄道線 小諸駅から徒歩3分
【参加費】(※いずれも税込)
★書籍購入あり:3,800円
〈書籍代 2,420円+台湾焼菓子&お茶 〉
★書籍購入なし:1,500円
〈台湾焼菓子&お茶〉
【予約方法】NOVELS公式Instagramのダイレクトメッセージから、名前と電話番号を明記のうえ、お申し込みください。
◆予約・イベントの詳細はこちら⇒★
(NOVELS公式Instagramに移ります)【主催】NOVELS(ノベルズ)
新刊『台湾台所探訪記』
佐々木敬子 著

定価2,420円(税込)
「あなたの台所で、いつもの味をつくってください」をキャッチフレーズに、台湾ぐるり一周の旅へ。目指すは、家の台所で日々つくられている、ごくごく当たり前の家庭料理。旅の途中で出会った23人の台所を、疾走感あふれる軽快なエッセイと、ぬくもりのある手描きイラストで描き出す。現地で出会った家庭料理10品のレシピ付き。言葉や文化の違いを超えて食卓を囲めば、素顔の台湾が見えてくる!
★書籍の詳細・購入は⇒
こちら