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るーが行く!【イタリアの美しい村をお散歩する~の巻】 かもめの本棚 広報宣伝担当
カモメのるー
刊行を記念してアンギアーリから生配信
 お久しぶりです! 広報宣伝担当カモメのるーです。去る2022年12月15日、オンラインイベント「イタリアの美しい村アンギアーリを歩く」を開催しました。新刊『イタリアの美しい村を歩く』の発売を記念して実施したこのイベントは、本に登場するトスカーナ州のアンギアーリとつないでライブ配信! 「イタリアの美しい村キャンペーン」を利用した人など、事前に申し込みをした多くの人が視聴する中、著者の中山久美子さんがアンギアーリの見どころを散策しながら紹介してくれました。出演してくれた地元の方々が視聴者からの質問に気さくに答えてくれるなど、和やかで楽しい雰囲気に包まれたイベントの模様をリポートします。

アンギアーリからレポートしてくれた中山久美子さん

 夜8時のイベント開始を待ちながら、パソコンの前のボクはちょっとドキドキ。前日のリハーサルは雨だったので、お天気の行方を心配していたのです。しかし時間になり笑顔の中山さんが登場すると、その背後には雨上がりのアンギアーリが。ほっと胸をなでおろしたのでした。日本との時差は約8時間、現地はお昼の12時ごろです。中山さんの解説でアンギアーリの基本情報を押さえたら、さっそく「村」に当たる旧市街の散策に出発です!

門をくぐり旧市街へ

花鉢で飾られた路地

 13世紀初頭に建築されたという石の門をくぐると、そこはまるで物語の世界。迷路のように入り組んだ路地に石造りの家々が立ち並び、中世にタイムスリップしたかのようです。
 石畳の道を歩きながら「冒険気分でいろんな路地に入ってみて。旧市街はとても小さいので、迷っても大丈夫!」と中山さん。「急な坂道や階段も多いので、歩きやすい靴がおすすめ」と村歩きのコツを交えながら、教会やレストラン、雑貨店、美術館などを歩きます。

 旧市街の中心部にあるのは「アンギアーリの戦いの博物館」。ここでは、15世紀半ばに村のすぐ外で起こったフィレンツェ共和国率いる連合軍とミラノ公国軍の戦いを再現したジオラマや、この戦いを描いたレオナルド・ダ・ヴィンチの幻の名画に関する展示を見ることができます。このエピソードは本の中でも紹介されているので、るーも興味津々!

歴史遺産が残る市役所をガイドしてくれたイラリアさん(右)とガブリエーレさん(左)

 かつて裁判所だったという市役所の建物には牢屋や礼拝堂などが残されており、現役の役所ながら博物館のような趣です。ここで市の職員で観光担当のイラリアさんと「戦いの博物館」館長のガブリエーレさんが案内役に。アンギアーリに関する視聴者からのさまざまな質問に答えてくれました。
 「住民も村の景観づくりを意識している?」との質問には、「もちろん!」とイラリアさん。「公道でも自分の庭のように手入れをして、皆で村の美しさを保っています」とのこと。美しい町並みには、そこに暮らす人たちの愛情が詰まっていたのでした。
 
 旧市街の主要スポットを巡ったあとは、創業180年の老舗テキスタイルメーカー「Busatti(ブサッティ)」本店へ。店内には、忙しい合間をぬってこのイベントのために駆けつけてくれたアレッサンドロ市長の姿も! 「アンギアーリは今年CNNが発表した欧州の美しい町15選にも選ばれました。日本の皆さんもぜひ訪れて」とメッセージをくれました。

右からアレッサンドロ市長、ブサッティ社のジョヴァンニさん、ミケランジェロさん、マルコさん

 店内を案内してくれるのは、ブサッティのシニアセールスマネージャー・ミケランジェロさんです。手仕事による刺しゅうや、クリスマス仕様のテーブルセッティングなど、洗練された布製品の数々に画面越しでも目移りしてしまいそう。そのうち、ミケランジェロさんの後輩のマルコさんや、先代で7代目オーナーのジョヴァンニさんも合流し、店内はいっそうにぎやかに。色とりどりの製品もさることながら、視聴者の注目を集めたのがイタリア紳士たちのおしゃれな着こなしです。
 「いくつになってもおしゃれでいるコツは?」との質問に、「幸いにも、芸術作品ともいわれるブサッティ製品を作る家系に生まれ、昔から美しいものを見たり作ったりすることに興味がありました」とジョヴァンニさん。さらに「美しい女性を見ることにも長けていますよ」とちゃめっ気たっぷりに答えてくれました。

ショールームの2階ではパスタの実演も

野菜のみでつくるソース

 
 そして最後にはとっておきのサプライズが! ブサッティ社員のコンチェッタさんが、郷土パスタ作りを実演してくれたのです。「ブリンゴリ」は小麦粉と水だけで作る素朴なパスタ。ソースの材料もトマトなどの野菜のみで、肉を使わないことから地元では「ニセモノのミートソース」と呼ばれているのだとか。出来上がったブリンゴリを味見したミケランジェロさんからは「おいしい!」と日本語も飛び出し、慣れ親しんだ味にご満悦の様子。これからパスタとワインのランチを楽しむ皆さんとお別れし、約1時間半のイベントは終了しました。
 

 小さな村の魅力に触れ、すっかりそのとりこになったボク。すぐにでもイタリアに飛んでいきたくなりましたが、視聴してくださった皆さんも楽しんいただけましたか? 一緒に生中継を盛り上げていただきありがとうございました。(おわり)

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【Busatti(ブサッティ)】のホームぺージ⇒https://busatti.com/en/
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【かもめのるー】
[名前] カモメのるー
[所属] かもめの本棚編集部
[年齢] 永遠の3歳
[サイズ]片手に乗るぐらい
湘南生まれの新宿育ち。「かもめの本棚」の広報宣伝担当。「かもめの本棚」の書籍や記事を皆さんにもっと知ってもらいたい! という思いを胸に、西に東へ飛び回っている。「これからも応援よろしくね」(るー)
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