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美しいくらし
フランスの花の村を訪ねる
木蓮
最終回 圧倒されるピンク色の壁(下)


 ヴィルフランシュ・シュル・メールから少し西へ、ニースとカンヌの間にあるカーニュ・シュル・メールとその周辺にも、芸術家とゆかりの深いブーゲンビリアの見どころがあります。

 カーニュ・シュル・メールには、ピエール・オーギュスト・ルノワールが晩年を過ごした美しいオリーブ畑が広がるコレット荘があり、現在は美術館として公開されています。
その丘の上にあるこの町で最も古い地区、ル・オー・ド・カーニュにもブーゲンビリアの美しい場所がいっぱい。1948年に歴史指定地区の登録を受けたこの場所は海沿いの華やかな雰囲気とは違い、落ち着いた石造りの家が建ち並びます。

サン・ポール・ド・ヴァンスの石畳
この情景を眺めると、いかに南仏が多くの芸術家たちに愛されてきたのか実感するのです。

 ル・オー・ド・カーニュからさらに続く山道をのぼっていくと、この地に20年住んで亡くなったマルク・シャガールが眠るサン・ポール・ド・ヴァンスが見えてきます。
この村の特徴は、なんといっても石畳。道を歩いているだけで、路上に描かれた多くの石の花にまで出合うことができます。
 村の中はかわいいお店がいっぱいで、常に多くの観光客でにぎわっています。そんな喧騒を逃れ、一歩、村の外周を歩いてみると花に囲まれた家がいっぱい! 特にブーゲンビリアとジャスミンのコラボレーションは美しく、まるで滝のように花が降り注いできます。

【写真提供:木蓮】
★木蓮さんのブログ【フランス小さな村を旅してみよう!】
http://ameblo.jp/petit-village-france/

※WEB連載原稿に加筆してまとめた単行本『フランスの花の村を訪ねる』が2017年8月3日に発売されました(発行:東海教育研究所、発売:東海大学出版部)。WEB連載「フランス 花の村をめぐるたび」はこちらをご覧ください。WEB連載「フランスの花の村を訪ねる」はこちらをご覧ください。

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【もくれん】
フランスの「おへそ」にあたるオーヴェルニュ地方の人口200人に満たない小さな村に在住する日本人女性。フランス人の夫との結婚を機に渡仏。いきなり2人のフランス人娘の母親になり悪戦苦闘だったが、生来の自由気ままな性格と、さまざまな地域に接しているオーヴェルニュの地の利を生かし、名もなき小さな村を訪ねる旅にどっぷりはまる。「パリだけではないフランスの美しさを伝えたい」と、「フランスの小さな村宣伝大使」を自負し、訪ねた村々をブログで紹介している。花にあふれる美しい村の魅力を伝えるブログは、日本でも多くのファンがいる。
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