[内容]
これまでに100回ほど渡仏し、フランス旅行ガイドブックなどを多く手がけてきたトラベルライターが、キャリア30年の豊富な経験の中から、地方色豊かな12地方30の村を厳選。旅先で出会った美しい風景、芸術家ゆかりの地、村で大切に育まれたワインやグルメなどの見どころを、村の歴史や文化に触れながら、軽快な文章と多くのカラー写真で紹介する。足を延ばしてでもその村に訪れてみたくなる魅力が詰まった「フランス村巡りの案内書」!
[目次]
プロローグ
本書で紹介する12地方30の村
【イル・ド・フランス地方】
オヴェール・シュル・オワーズ――ゴッホの夢が燃え尽きた村 ほか
【ブルゴーニュ・フランシュ・コンテ地方】
ヴェズレー――聖なる丘へ導く巡礼の道 ほか
【グラン・テスト地方】
カイゼルスベルグ――2つの国の記憶が刻まれた美食たち ほか
【オー・ド・フランス地方】
ジェルブロワ――バラを愛する小さな村
【ノルマンディー地方】
ブヴロン・アンノージュ――リンゴの里で味わう芳醇なお酒 ほか
【ブルターニュ地方】
ポンタヴェン――森と水の村に佇む三角屋根の礼拝堂 ほか
【サントル・ヴァル・ド・ロワール地方】
サンセール――ワインとチーズのマリアージュ ほか
【ペイ・ド・ラ・ロワール地方】
サント・シュザンヌ――特等席から眺める優美な城塞都市
【オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方】
ミルマンド――フランス一を誇る美しい屋根の風景
【ヌーヴェル・アキテーヌ地方】
サンテミリオン――伝統の祭りに沸くワインの里 ほか
【オクシタニー地方】
コルド・シュル・シエル――大地を見下ろす「天空の村」へ ほか
【プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール地方】
ルールマラン――プロヴァンスの恵みが集まる朝市へ ほか
エピローグ
[坂井 彰代(さかい・あきよ)]
徳島県生まれ。上智大学文学部卒業。オフィス・ギア主宰。「地球の歩き方」シリーズ(ダイヤモンド社)の『フランス』『パリ&近郊の町』などの取材・執筆・編集を初版時より担当。取材のため年に3~4回渡仏し、これまで100回ほどの渡仏歴あり。著書に『パリ・カフェ・ストーリー』(東京書籍)、『パリ・メトロ散歩』(同)がある。
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