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表紙 『あの日、あの味』
──「食の記憶」でたどる昭和史

月刊『望星』編


月刊『望星』に好評連載の「あの日・あの味」が単行本になりました。

2007年3月 発売
四六判  288頁
定価(本体1,600円+税)
ISBN978-4-486-03193-2 C-0095
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珠玉のエッセイ66編では、戦時中の飢えを満たした一品や、カルチャーショックとともに味わったハイカラなご馳走、はたまた、おふくろの手作りならではの懐かしい味の数々が紹介されています。
味覚、視覚のほか、嗅覚やノスタルジーまでもが刺激されるこのエッセイを読み通すと「昭和」という時代の姿が見え、不思議と元気が湧いてきます。


「食うこと」が大変な時代があった──戦前・戦中の記憶から(昭和元年〜20年)

ツンと鼻をつく刺激臭
塩鮭と糟汁
シャーベットの魅惑
日本の味の美学
兵隊と食べもの
大和煮
飢えはおふくろより強し
ガルボの唐揚げ
玉子とニワトリ
全ての子どもに母の手料理を
バター・シュガー・コーン
一皿の五目飯
ジャガイモとグラマンと
手まり唄と梅干し
紅いコーリャン

 

井出孫六(作家)
常盤新平(作家)
三木 卓(詩人)
栄久庵憲司(GKデザイン機構会長)
伊藤桂一(作家)
池部 良(俳優、エッセイスト)
樋口恵子(評論家)
中野孝次(作家)
山川静夫(エッセイスト)
中村桂子(JT生命誌研究館館長)
児玉 清(俳優、エッセイスト)
松永伍一(詩人)
永山久夫(食文化史研究家)
林 京子(作家)
小野耕世(作家)

復興を支えたそれぞれの食事情──敗戦後の困難の中で(昭和20年〜30年)

黄色い夏ミカン
運命のおでん
母のキムチ
飢餓と屈辱
フナの甘露煮と納豆
サハリンのいちご
クジラやコロッケが御馳走だった
憧れのごちそう
母の団子汁
ソーメン
仲間と食べた“さくら鍋”
ばっばの握り飯
イワシとメダカ
やさしいアイスクリーム
スパム・アンド・ライス
記憶に残る「食の場面」

 

白井佳夫(映画評論家)
やなせたかし(漫画家)
道浦母都子(歌人)
古川 薫(作家)
増田れい子(ジャーナリスト)
吉武輝子(評論家)
川本三郎(評論家)
岩橋邦枝(作家)
松下竜一(ノンフィクション作家)
池内 紀(ドイツ文学者)
石川文洋(報道写真家)
今井美沙子(ノンフィクション作家)
高橋順子(詩人)
鎌田 慧(ノンフィクション作家)
片岡義男(作家)
倉嶋 厚(気象エッセイスト)

「生活」が変わったあの時期に……──高度経済成長前後を挟んで(昭和30年〜40年)

卵とマーガリンの頃
パンにバター
母のいなりずし
子牛と別れた日に
おにぎりと台風
友と囲んだ牛鍋
ブリと菊酒
うなだれ定食
美味しくて懐かしい味
山奥の村で
贅沢な記憶
富士山のつもろこし

 

村田喜代子(作家)
赤瀬川原平(作家)
立原えりか(童話作家)
岡村 隆(『望星』編集長
下重暁子(作家)
宝井馬琴(講談師)
佐々木久子(随筆家)
山下惣一(農民作家)
なぎら健壱(フォーク歌手)
熊井明子(エッセイスト)
村松友視(作家)
中沢けい(作家)

豊かな国の「表」と「裏」で──「食うには困らぬ時代」だったが……(昭和40年〜64年)

池袋の原宿ドッグ
はじめはフランスパン
ほうれん草と馬鈴薯
普天間警察署の弁当
そばと恩師の教え
母の手料理
甘露のおにぎり
バンシロー
原始の蕎麦
商人の優先順位
猫の缶詰
されど、母の味
似合う姿
十四年目の野菜ショック
正しい氷水
わが胃の自己主張

 

泉 麻人(コラムニスト)
高橋洋子(女優・作家)
林えいだい(ノンフィクション作家)
佐木隆三(作家)
大浦みずき(女優)
出久根達郎(作家)
玄侑宗久(作家・僧侶)
高山文彦(ノンフィクション作家)
平出 隆(詩人)
ねじめ正一(詩人)
三遊亭圓窓(落語家)
森ミドリ(音楽家)
神津カンナ(作家)
宮迫千鶴(画家)
南 伸坊(イラストレーター)
むのたけじ(ジャーナリスト)

忘れられない“異文化の味”──食の世界の広がりを知って

サゴ椰子の味
カイバル峠の羊肉バーベキュー
飢餓の島で
鰐と駝鳥と結婚と
冷凍白身魚の鉋屑
よその家の御馳走
南海の孤島で想う
あとがき
初出一覧

 

大石芳野(写真家)
吉田ルイ子(フォットジャーナリスト)
田島征三(絵本作家)
白石かずこ(詩人)
米原万里(エッセイスト)
絲山秋子(作家)
工藤美代子(ノンフィクション作家)


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