| [内容] “ヨーロッパ最後の秘境”と呼ばれる今注目の国ジョージア。現地の一般家庭で生活を共にしながら、首都トビリシだけでなく、ジョージア人にとっても“秘境中の秘境”であるスバネティ地方など、ほぼすべての地方を旅した著者が、定住旅行家ならではの視点で綴る20の旅日記。それぞれの場所でそれぞれの人生を懸命に生きる人びと、忘れられない味、そして絶景。ガイドブックにはない素顔のジョージアが、ここにある。 [目次] 1 リリーさんの真っ赤な口紅2 近代と古代が同居するトビリシの街
 3 食卓の定番ハチャプリ
 4 温泉天国ハマムでの苦い思い出
 5 料理と歌のポリフォニー
 6 若者たちを魅了する語学習得
 7 ジョージア娘の色恋事情
 8 敵には剣、友に盃を
 【トビリシ近郊&ラチャ=レチュフミ地方】
 9 ジョージアの京都・ムツヘタ
 10 スターリンの生誕地・ゴリ
 11 天国にいちばん近い教会・カズベキ
 12 幻のメディシン・ウオーターを求めて
 【カヘティ地方】
 13 ラマラさんの黒い服
 14 スプラは12時間続く
 15 ブドウ畑の十字架
 【スバネティ地方】
 16 山と共に暮らすパルジアーニ家
 17 マッツォーニは美と長寿の源
 18 ウシュバ山周遊トレッキング
 19 アジアのスイス・ウシュグリ村
 20 遠くて近い日本とジョージア
 おわりに
 [ERIKO(エリコ)] モデル・定住旅行家。鳥取県米子市生まれ。世界のさまざまな地域で現地の人びとの家庭に入り、生活を共にし、その暮らしや生き方を伝えている。ラテンアメリカ全般(25カ国)、ネパール、フィンランド、サハ共和国、イラン、スペイン、パラオ、カルムイク共和国など約50カ国にて106家族との暮らしを体験。とっとりふるさと大使。米子市観光大使。著書に『暮らす旅びと』(かまくら春秋社)、『せかいのトイレ』(JMAM)、『世界の家 世界のくらし(I)〜(III)』(汐文社)など。NEPOEHT所属(モデル)。   |