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『柳田国男の話』
室井光広著

流転の運命と響き合う柳田国男の詩学への扉。 キルケゴール、プルースト、カフカらの言葉を手がかりに、 日本民俗学の巨人の魂に新たな光を照射する。

2014年4月26日 発売
四六判・上製 368ページ
定価(本体2,750円+税)
ISBN978-4-486-03783-5
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目次

  一   極私的民俗学入門
  二   柳田というハタケ
  三   百年勤続の小作人
  四   そを聴きにゆく
  五   神聖平人喜劇
  六   お座敷ワラシ列車
  七   俗聖(ぞくひじり)
  八   大和魂
  九   オカシとアワレ
  十   散歩党
  十一  雑記と随筆
  十二  ある〈小説〉の誕生
  十三  身捨つるほどの祖国はありや
  十四  常にもがもな
  十五  とりつくシマ
  十六  サカナをする
  十七  峠会
  十八  孤児根性
  十九  コジ巡礼
  二十  アメンボウとお嬢さん
  二十一 懐しき高麗犬
  二十二 韜晦(とうかい)の小島
  二十三 ほうとする話
  二十四 サンチョ・パンサの原像
  二十五 庶民と常民の間
  二十六 見ぬ世の人
  二十七 幽冥教
  二十八 本業の夢想家
  二十九 全篇皆序文
  三十  篤志門外漢
  三十一 文化とハニカミ
  三十二 イヤする者
  三十三 美しい嘘と悪の華
  三十四 ペネタ形とトカトントン
  三十五 ミンゾクの事務所
  三十六 柳多留

〈さまよえる日本人〉のひとりごと         ――あとがきに代えて



●室井光広(むろい・みつひろ)1955年福島県南会津生まれ。早稲田大学政治経済学部中退、慶應義塾大学文学部卒業。88年に『零の力』(講談社)で群像新人文学賞評論部門を受賞。94年に『おどるでく』(講談社)で芥川龍之介賞。小説作品に『そして考』(文藝春秋)など、文芸評論に『キルケゴールとアンデルセン』(講談社)、『プルースト逍遥』(五柳書院)、『カフカ入門――世界文学依存症』(東海大学出版部)などがある。

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