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「幻の街道」をゆく
七尾和晃著

かつて多くの人々が行き来した街道は、役割を終え、あるいは時代の波に呑み込まれ、幻と化した。街道の幻影、行き来した人々の幻影を追い求め、“道”を踏破した著者が見たものとは?


2012年7月2日 発売
四六判・並製 200ページ
定価(本体1,600円+税)
ISBN978-4-486-03744-6
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目次

塩硝の道(富山・五箇山―金沢) 
加賀藩の秘匿の“藩命”を受けた火薬原料製造の現場と移送ルート。宣教師の影もちらつく五箇山のもうひとつの姿とは

絹の道(八王子―横浜・本牧)
戦後日本が生んだ2人の歌姫、美空ひばりとユーミンを結ぶ裏街道。幕末から戦前にかけ、そこは絹商人“暗躍”の道だった

海苔の道(諏訪―浜松―大森、蒲田)
海苔の等級は諏訪の人々が決める! 信州・諏訪から始まる海苔の道と、その終着駅、東京の大森・蒲田の興亡

「金の間」「銀の間」の道(大磯―石川・小松)
宰相吉田茂を支えた、ヤマで財をなした4家。吉田晩年の別邸、大磯の屋敷には、日本各地の鉱山につながる絢爛豪華な2つの部屋があった

元寇の道(対馬・厳原―樫根―青海) 
「モウコが来るぞ!」。対馬南西部、元寇来襲の地と、韓国からの漂流物が到着する中西部の集落。浜の藻小屋は海からの来襲に備える城壁のように見えた

ペリーの道(カリフォルニア州パロアルト―沖縄・国道58号)
スタンフォード大フーバー研究所に残る沖縄占領統治の“バイブル”。それは提督ペリーの“沖縄風土記”を礎にしていた

●ななお・かずあき 1974年生まれ。石川県金沢市出身。忘れられてゆく近代史の現場に赴き、息の長いフィールドワークを続けるノンフィクション作家。著書に『堤義明 闇の帝国』(光文社)、『銀座の怪人』(講談社)、『炭鉱太郎がきた道』(草思社)など

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