人類400万年の記憶をたどる5万キロの旅を成し遂げた関野吉晴。
「人間とは、自然とは何か。人間の欲望はどこへ向かうのか…」
そんな疑問を抱いて続けた旅の間に学者らと交された深い対話。
この一冊で関野の世界が見えてきます。
<内容>
人類拡散の最長ルートを逆にたどって南米南端からアフリカまで、足かけ10年の困難な旅「グレートジャーニー」を果たした関野吉晴。その間、途中帰国するたびに旅のテーマや地域に詳しい学者や作家らと対話を重ねてきたが、それらをまとめた対談集がついに完成した。これを読めば、関野の旅の舞台の推移、テーマの広がり、視点や思索の深まる過程が理解できる。
<対談者・掲載順>
船戸与一 池澤夏樹 中村桂子 伊沢紘生 リゴベルタ・メンチュ 西木正明 萱野茂 河合雅雄 石毛直道 馬場悠男 諏訪元 古市剛史 赤坂憲雄 山本紀夫 稲村哲也 恵谷治 島田雅彦 熊谷達也 宮沢和史 三羽宏子 椎名誠 春風亭昇太 山田和也 龍村仁 花田麿公

|