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表紙 『東海道どうぶつ物語』
語りつがれる「人間の仲間たち」

小学校高学年向け〉

依田賢太郎(よだ・けんたろう) 著

子どもも大人も楽しめる。地域資料としても貴重な一冊

B5変型判 上製64頁 カラー絵入り
定価(本体1,200円+税)

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古くから人とともに生き、死んだ後も塚や慰霊碑をつくられて霊を慰められてきた動物たちがいます。東海道沿いに残るさまざまな「動物塚」の物語を、まつられた当の動物たちが子ども向けに語る16のお話――。郷土の歴史や人の優しさ、いのちや自然の大切さが、しみじみとした短編読み物のなかに、ぎっしりと詰まっている本です。

【内容紹介】(カッコ内はお話の舞台となる動物塚の紹介です)

●ネコが小判の恩返し
●隅田川のいたずらタヌキ
●ハイカラネズミの悲劇
●平和を祈る水爆マグロ
●お目見えクジラの名誉
●書物を守った船乗りネコ
●幕末日本のイギリス犬
●親思いの子犬の姉妹
●鶴になった中国の役人
●幕末を駆け抜けた名馬
●いたずら弓矢で射られたガン
●怪物を退治した犬の英雄
●アユ捕り名人のウの一生
●白鳥になった伝説の皇子
●平安の震災復興で働いた牛
●謎の怪獣ヌエの墓

(東京都墨田区・回向院の猫塚)
(東京都墨田区・多聞寺の狸塚)
(東京都渋谷区・祥雲寺の鼠塚)
(東京都中央区・中央卸売市場の鮪塚)
(東京都品川区・利田神社の鯨塚)
(神奈川県横浜市・千光寺の猫塚)
(静岡県熱海市・本宿町の「愛犬トビーの墓」)
(静岡県三島市・円明寺の「孝行犬の墓」)
(山梨県富士吉田市・福源寺の鶴塚)
(静岡県静岡市・法伝寺別院の「籬碑」)
(愛知県豊田市・足助神社の雁塚)
(長野県駒ヶ根市・光前寺の「霊犬塚」)
(岐阜県岐阜市・長良八幡町の鵜塚)
(三重県亀山市・能褒野の「白鳥塚」)
(滋賀県大津市・長安寺の「牛塔」)
(京都市左京区と大阪市都島区の伝「鵺塚」)

※このほかの東海道沿いの動物塚もリストで紹介しています。


■よだ・けんたろう
[東海大学教授]
1939年、山梨県生まれ。東京理科大学理学部応用化学科卒業。東洋紡績勤務を経て、1991年から東海大学教授として現在に至る。京都大学工学博士。専門は医用生体工学。人工臓器開発の研究で動物実験などを続けたことから、人と動物のかかわりに興味を広げ、動物慰霊碑などをたずね歩く。その成果を論文発表する一方で、子どもたちにも人と動物の心の交流を伝えたいと願って本書を執筆した。



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