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表紙 『ソンビとサムライ』
韓国人外交官が見たニッポンの姿

朴 承武(パク・スンム) 著


現役外交官が考察した日本の姿と真摯な提言

四六判 224頁
定価(本体1,800円+税)

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武士が日本を支配していた時代、隣国はソンビと呼ばれる文官が政治の中枢にいた。武の支配と文の支配という相違は、その後の両国の社会や文化にどのような影響を与えたのか? 似て非なる日韓の文化を、韓国のソンビ(士大夫)と日本のサムライを対比することで象徴させ、幅広く紹介する。韓国で出版されて好評だった同名の書の日本人向け再編集版で、現職外交官(駐日公使)による日本文化論、日本人論として貴重な一冊。流行の韓流ドラマと日本人ファンへの考察等も含む。

【目次】
第一章 日本はいつまで謝らなくてはならないのか

第二章 日本人の内面をみる
日本人はどう分析されてきたか/外を重視する韓国・内を重視する日本/
匙の文化と箸の文化/地震と島国がもたらすもの/日本の犯罪に特徴はあるか/
推理小説が好きな日本人/日本に儒教の伝統はないのか/日本人の宗教世界/
日本人と祭り

第三章 侍精神の現住所
侍精神の現住所/日本の儒教に伝統はないのか/日本独特の政治の世界/
日本の負の遺産/日本経済は完全回復するか/大胆な改革が必要な日本

第四章 歴史のなかの韓国と日本
秀吉の出兵がもたらした惨禍/ヒロシマのなかの日本人と韓国人/
台湾=親日、韓国=反日という構図を検証する

第五章 考察 古代の韓半島と日本列島

第六章 韓日に漂うプリズム―在日韓国人の過去・現在・未来―
韓流ブームのなかで韓日関係を考える――エピローグにかえて

■パク・スンム
1947年、韓国・ソウル市生まれ。ソウル大学校文理科大学史学科卒業。韓国外交部入部後、日本、フィジー、ハンガリーなどに勤務。ガーナ大使、広島総領事。韓国外交部外交安保研究院アジア・太平洋研究部長を経て昨年八月から現職。


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