物事や芸術に接したときに心に湧きおこる感情は、どこからやってくるのでしょうか? 情感と呼ばれるものと、詩歌や音楽のつながりを探してゆく往復書簡の連載エッセイがスタートしました。フランス・ニースで暮らしている俳人の小津夜景さんと、オランダ・ハーグで暮らしている音楽家の須藤岳史さんが、言葉と音をめぐる思索の旅へいざないます。
※「LETTERS」は掲載を終了いたしました。(2022.2.17)
【おづ・やけい × すどう・たけし】
◆小津夜景◆1973年北海道生まれ。句集に『フラワーズ・カンフー』(ふらんす堂)。翻訳と随筆『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』(東京四季出版)。フランス・ニース在住。
◆須藤岳史◆1977年茨城県生まれ。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。オランダ・ハーグ在住。