目次
プロローグ
コルドバ歳時記への旅
4月…聖週間の後に目覚める大地
5月…蜜蜂の群れを追う人々
6月…夏を迎えた大地
7月…オレンジの里を潤す水路
8月…涼しさをもたらす知恵
9月…大地の収穫と一年の始まり
10月…オリーブの採り入れの始まり
11月…冬に備えて豚を屠る
12月…降誕祭を迎える
1月…どこか気の抜けたような新年
2月…生殖の風が吹くとき
3月…陽光まぶしい春の足音
アンダルシアの日本人たち
●太田尚樹(おおた・なおき)……1941年東京生まれ。作家、東海大学名誉教授(スペイン文明史、比較文明論)。著書に、『サフランの花香る大地ラ・マンチャ』、『アンダルシア パラドールの旅』(以上中公文庫)などのスペインに関する著書のほか、慶長使節に関する『ヨーロッパに消えたサムライたち』(ちくま文庫)、『支倉常長遣欧使節 もうひとつの遺産』(山川出版社)、昭和史をテーマにした『満州裏史 甘粕正彦と岸信介が背負ったもの』、『天皇と特攻隊』(以上講談社)、『伝説の日中文化サロン 上海・内山書店』(平凡社新書)、『駐日米国大使ジョセフ・グルーの昭和史』(PHP研究所)などがある。
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