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『明暗』夫婦の言語力学 小林千草著
女性言語学者が解き明かす、夏目漱石『明暗』夫婦の会話コミュニケーションと百年の日本語の世界。 津田とお延の夫婦の会話と、その周囲の人々のことばの心理に迫りながら、 人と心の関係が織りなす“明”と“暗”をあぶり出していく。 未完に終わった結末に向け、漱石が配した「ことばの伏線」も明らかにする。
目次
第一章 御帰り遊ばせ
第二章 夫を千里眼で見抜ける?
第三章 突然疑惑の焔が……
第四章 愛と虚偽
第五章 吉川夫人の思惑
第六章 「そりゃ嘘だ」「どうして嘘なの」
第七章 一通の手紙
第八章 湯治場の中心点なる清子
●こばやし・ちぐさ 1946年生まれ、京都育ち。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。東海大学文学部特任教授。博士(文学)。一九八五年に佐伯国語学賞、二〇〇二年に新村出賞を受賞。千草子の筆名で小説・評論も書く。
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