これは、哲学なき時代に、
稀代の旅人が紡いだ「幸福論」だ!
作家・船戸与一氏が激賞
旅人・関野吉晴と写真家・長倉洋海−。
二人が、様々な体験を語りあい、
自らをさらして、「幸福」について考える。ふんだんなカラー写真、
若き日のスナップが、その内なる旅を実像化する。
スローライフという言葉がマスコミで踊っている。
あくせくとした働き方や生き方を見直そう、
物質の豊かさではなく、心の豊かさを求めよう、
などと言われることが多くなった。
人は本当にそれで幸せになれるのか?
世界中を旅して、人々と関わりを持ち、
いまの日本に疑問を持ち続けてきた二人が
生活の「原点」に視点を置いて、
新しい「幸福」とは何かを考える。
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