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特集不良老人伝
時代が動いて、人も社会も一方向に流れるときに
安易に流れず、権力や世の圧力にも負けることなく己を貫き、
やがて、その生き方が周囲や社会に光を与えて
「伝説の人生」を築いた人がいる。
老いてなお輝いていた「気骨」や「艶」は、
いまの高齢社会にこそ必要なものではないだろうか。
心に一匹の狼を飼っているような(藤沢周平の言葉)、
この人々の生き方に学びたい。




●今村昌平
“ 社会の底辺を描き続けた“不良監督”
生涯ウジ虫を撮り続けてやる!

脚本家・ノンフィクション作家 香取俊介
花街と焼け跡闇市に源を発した“重喜劇”。
そこで描かれた人間の欲望は、ユーモラスでありつつ哀しかった。
小津の批判に「生涯ウジ虫を描く」と反駁したイマヘイ。
『今村昌平伝説』の著者が稀代の映画人を綴る 。


●上野英信
ある記録文学者の家庭戦争
退路を断った覚悟の文学の背景

ノンフィクション作家 鎌田 慧
生涯、炭鉱にこだわった記録文学者は、
家庭を犠牲にしたエゴイストであると同時に、無私の奉仕者でもあった。
金を、時間を、命を惜しむなという上野の取材哲学は、
彼の人との付き合い方そのものでもあった。

●今 東光
光彩陸離の不良人生
反骨と毒舌を武器にして

元編集者 大村彦次郎
文壇に叛旗をひるがえした文士は、進退に窮し仏門に入る──。
反骨精神と毒舌を武器に、檀徒相手に気焔を上げる彼は、
六十歳にして文壇に返り咲くや、蓄積したエネルギーを爆発させた。
“流行作家にして大僧正”今東光の型破りな生涯を追う。
 
 
 
●本田靖春
孤高の「拗ね者」の輝き
深くちぎるだけが愛ではない

ノンフィクション作家 吉田 司
同胞よ、本当にそれでもかまわないのか──。
晩年の病魔との戦いの中でも、反権力の思いを貫き通した本田靖春。
“由緒正しき貧乏人”の情念の故郷はどこにあったのか?
魂の交流の軌跡を吉田司さんが綴る。
英語落語がもたらした“日本再発見”とは。
 
 
 
 
●植草甚一
サムライにも商いにも背を向けて
“知的なヨタモノ”として放った異彩

評論家 津野海太郎  
荒れた街を飄々と散歩した植草甚一。
コンプレックスと落第の挫折感を抱えつつ、終生、欧米の最新事物に熱中した。
秀才くずれの街のヨタモノとしての自覚──その確固たる姿に、
若者たちは、それまでの日本人とは違う“日本人”を見た。
  
  
  
シリーズ・「教育」を語ろう
「これから何ができるか」を問う学力を
福田誠治

ジャーナル
足立倫行 連続対談〈団塊世代の転進と再生〉(6)
行動してこそ、わかることがある  ゲスト・内山節

短期連載ルポ〉
魯迅が愛した「抒情画家」
大正ロマンの旗手・蕗谷虹児の生涯
鈴木義昭

ルポ・在日ビルマ人の二十年
祖国の夜明けを夢見て
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ぼくは都会のロビンソン 
久島 弘

人が“資源”と呼ばれる時代に 
吉田敏浩

  
  
  
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