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特集落語と日本人
笑いとともに、庶民の暮らしや
心の姿を伝えてくれる「落語の世界」--。
面白さの中に風流も諧謔も哲学もあり、
権力批判も含まれる「噺(はなし)」の世界は、
人々の暮らしの中から生まれ育って、
主に都市庶民が支えた「文化」でもある。
そんな落語は、日本人全体の中では
どう息づいているのだろうか。
多方面から探ってみたい。




特集インタビュー
“場末風流”が浮き世の姿を映す>
俳優・俳人 小沢昭一
寄席は“心のふるさと”--小沢さんはよくそういう。
そこで“学んだ”もろもろが、氏の血肉、そして思想にもなっているからだ。
大切な“貧しさ”とともに生きた“昭和の子”の落語噺(ばなし)を一席 。


この時代、“脳のリハビリ”にもよろしいようで……
日本人の「想像力の共有」で成り立つ落語

落語家 春風亭昇太
落語は一人で複数の人間を、座って演じわける。
しかも道具は扇子と手拭いだけという世界でも珍しい一人芝居。
上手下手は、どれだけお客の想像力をかき立てることができるかによる。
落語家の春風亭昇太さんに最新落語事情を聞いた。

憧れもあれば、違和感もある
東北人と方言と江戸落語の世界

方言詩人 伊奈かっぺい
寄席文化、高座文化のない東北では、落語はどのような存在なのか?
津軽弁のトークや方言詩で笑いを追求してきた伊奈かっぺいさんは、大の落語好き。
生まれ育った青森とは異なる江戸の文化の「落語の世界」への憧れを、
違和感を逆手にとった自らの芸風と絡めて語ってもらった。
 
 
 
 
英語落語で見えてきた日本と日本人
落語の“核”は人類共通のセンス

英語落語家・文京学院大学外国語学部准教授 大島希巳江  
異文化コミュニケーションの研究者が素材に選んだ英語落語。
日本にあるユーモアの世界を伝えようとする海外公演はいつも大盛況だが、
外国人を相手にするからこそ見えてきたものもある。
英語落語がもたらした“日本再発見”とは。
 
一ヵ月限定! 私の「落語的生活」体験記
不便は“心の豊かさ”につながる

落語作家 くまざわあかね
古典落語の世界を実体験することで、今後の創作の糧にしたい。
そんな思いから一ヵ月間、昭和十年の生活を敢行した落語作家のくまざわさん。
冷蔵庫なし、テレビなし、ケータイはもちろん、家庭電話もなし。
「ないものづくし」の生活から見えてきた落語の世界とは--。

落語はなぜ生きながらえたのか
日本の都市化と大道芸の命運

民俗学者 神崎宣武  
本来なら旅に出やすいはずの「一人芸」の落語--。
しかし落語は江戸、上方の都市に居ついて、そこだけで発達した。
それはなぜかを、落語の起源にさかのぼりつつ、
民俗学者の神崎さんが解説する。
  
  
シリーズ・「教育」を語ろう
「これから何ができるか」を問う学力を
福田誠治

ジャーナル
ルポ・在日ビルマ人の二十年
祖国の夜明けを夢見て
三山 喬

〈短期連載ルポ〉
魯迅が愛した「抒情画家」
大正ロマンの旗手・蕗谷虹児の生涯
鈴木義昭
  
あの日・あの味「食への執念」 梁 石日
心の健康相談室「キレる大人」山崎晃資
健康Q&A「加齢黄斑変性」河合憲司


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